千葉市、がん検診など対象者にLINEで通知 住民情報活用の通知サービス、全国初

千葉市、がん検診など対象者にLINEで通知 住民情報活用の通知サービス、全国初

お知らせサービスのイメージ図=千葉市提供

 千葉市は1月末から無料通信アプリ「LINE(ライン)」で、がん検診や一人親家庭など支援対象となる市民に個別にメッセージを送る「あなたが使える制度お知らせサービス(For You)」を開始する。市によると、住民基本台帳や所得などの市が持つ情報を活用した通知サービスは全国初めての取り組みという。【加古ななみ】

 市は健康診査の情報や各種手当の受給漏れなどに関して、市民が問い合わせをする負担を軽減しようと、2019年から実証実験を開始した。他市町村でもラインを使った通知サービスはあるが、利用者が給与情報や家族構成などを入力するケースが多いといい、市が保有する住民情報と結びつけることで市民の手間を省いた。

 対象はがん検診や予防接種、児童扶養手当や水道料金減免など健康や福祉を中心とした23制度。市の公式ラインアカウントを友達追加し、メニュー画面の「お知らせサービス」から、名前、住所などを登録する。市はその情報と保有する住民情報を結びつけ、登録番号を郵送。市民は番号をラインに入力すると、制度や手当の対象となる可能性がある場合、メッセージが届く。

 記者会見で熊谷俊人市長は「支援を必要とする人ほど余裕がなく、制度をなかなか届けられなかった。多くの人に利用してもらい、他市町村にも広がってほしい」と呼びかけた。

 28日から登録開始。問い合わせは業務改革推進課(043・245・9331)。

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