王将戦、第1局2日目始まる 渡辺の封じ手は5五歩

王将戦、第1局2日目始まる 渡辺の封じ手は5五歩

第70期王将戦第1局第2日目、渡辺明王将(右)と永瀬拓矢王座(左から2人目)に封じ手を読み上げる立会人の森内俊之九段(左)=静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で2021年1月11日(代表撮影)

 渡辺明王将(36)に永瀬拓矢王座(28)が挑む第70期王将戦七番勝負第1局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、掛川市・市教委、静岡新聞社・静岡放送後援、島田掛川信用金庫、ゼロの会、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス協賛)は11日午前9時、静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で再開された。渡辺の封じ手(77手目)は5五歩だった。持ち時間各8時間のうち、1日目の消費時間は渡辺3時間38分、永瀬3時間42分。

 渡辺は3連覇、永瀬は初挑戦での奪取を目指す。1日目は、角換わり相腰掛け銀から渡辺が桂を捨てて先攻し、1日目から激しい展開となった。玉が安定しているが歩切れの渡辺、持ち駒に歩は豊富だが自陣が手薄な永瀬のどちらが読み勝っているのか注目される中、封じ手局面となった。

 封じ手の5五歩は、検討陣の候補に挙がっていなかったが、AI(人工知能)が本命視していた。大駒を働かせて6筋からの攻略を図っており、立会の森内俊之九段は「相手の駒が三つも利いている場所を攻めるのは浮かびづらいが、指されてみるといい手だと思います」と評価した。【丸山進】

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