富山市議会政活費不正受給 元議長の村上市議に懲役1年求刑

富山市議会政活費不正受給 元議長の村上市議に懲役1年求刑

富山地裁、富山家裁、富山簡裁が入る庁舎=高良駿輔撮影

 富山市議会の政務活動費不正受給問題で、広報誌印刷代名目の虚偽領収書を使って政活費をだまし取ったとして詐欺罪に問われた富山市議で元議長、村上和久被告(59)の論告求刑公判が12日、富山地裁(大村泰平裁判長)であり、検察側は懲役1年を求刑した。判決は3月25日に言い渡される。

 村上被告は最終意見陳述で「(広報誌を)印刷し、代金を支払ったので架空ではない」などと改めて無罪を主張した。

 起訴状などによると、村上被告は広報誌印刷代名目の虚偽領収書を市議会事務局に提出し、2011〜13年度分の政活費計約72万円をだまし取ったとされる。

 一方、村上被告は20年11月、起訴内容のうち13年度分の政活費、約20万円について、「請求すべき年度を誤った」として当時所属した自民党会派を通じて市に返還している。

 検察側は論告で「計画的に内容虚偽の領収証を準備して犯行に及び、常習性も認められ、態様は悪質」と批判。弁護側は「実際に印刷が行われ印刷代金を支払っている」と無罪を求めた。【高良駿輔】

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