デモでも売れる? 世界最大級の柑橘類「晩白柚」 熊本・八代から香港へ出発

デモでも売れる? 世界最大級の柑橘類「晩白柚」 熊本・八代から香港へ出発

丸々と太った晩白柚。黄色く、丸くて大きい姿が香港では「縁起が良い」とされているという=熊本県八代市で2020年1月7日午後2時55分、山本泰久撮影

 熊本県の八代市、氷川町などが香港向けに輸出する晩白柚(ばんぺいゆ)の出発式を開いた。晩白柚は世界最大級の柑橘(かんきつ)類。八代地域は全国の晩白柚生産量の9割を占めており、香港でも人気の果実という。

 八代市、氷川町、地元商工会とイオン九州(福岡市)などは2014年に熊本県やつしろ晩白柚ブランド推進協議会を設立。晩白柚の魅力を高めて、産地振興や地域活性化を進めている。香港出荷は今年で6回目。香港のイオン店舗「イオンストアーズ香港」で16〜30日に販売する。

 今年は重さ1・5キロのL玉2004個、3キロ超の3L玉32個を出荷。八代市の中村博生市長は「産地では昨年、台風が接近したが大きな被害はなく、順調に生育し、味も良いと聞く」とあいさつ。香港での大規模デモを懸念したが「売れるだろう」と期待した。

 イオン九州熊本・鹿児島事業部の田中実部長は「継続して晩白柚を拡販することは地域貢献につながる」と輸出への意気込みを語った。【山本泰久】

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