学校は通常授業継続 緊急事態発令後も 大阪・京都・兵庫 「現場の声強く」

学校は通常授業継続 緊急事態発令後も 大阪・京都・兵庫 「現場の声強く」

大阪府教育庁が入る大阪府庁別館=大阪市中央区で、曽根田和久撮影

 大阪など関西3府県の教育委員会は緊急事態宣言の発令後も、学校の一斉休校や分散登校は原則実施せず、通常授業を続ける。ただ、大阪府は府外への移動を伴う修学旅行を中止・延期するほか、部活動は他校との練習試合を禁止する。

 大阪府は12日の対策本部会議で、高校など府立学校の対応について、手洗いや消毒など感染防止対策を徹底しながら通常授業を継続する方針を決定。府立学校でのクラスター(感染者集団)の発生が少ないことや、全国的に10代の重症化例がほぼないことを踏まえて判断した。

 8日から宣言が発令された東京都は、都立学校にオンライン学習を取り入れた分散登校の推進を通知しており、異なる対応になる。府教委幹部は「現場から通常授業の継続を求める声が強かった。各校とも春の一斉休校での学習の遅れをようやく取り戻しつつあり、分散登校や短縮授業は見送った」と理由を説明した。

 一方で、感染を恐れて登校を控える生徒にはオンライン授業で学習を支援することも確認された。府教委は市町村教委を通じ、府内の小中学校にも同様の協力を求める。

 2月から本格化する高校などの入試も、感染防止策を取り入れた上で予定通り実施する方針だ。【野口由紀】

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