マリオの世界観 USJで体感 スーパー・ニンテンドー・ワールド公開「楽しみにしてほしい」

マリオの世界観 USJで体感 スーパー・ニンテンドー・ワールド公開「楽しみにしてほしい」

USJの新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」について説明するジャン・ルイ・ボニエCEO=大阪市此花区で2020年1月14日午前9時41分、猪飼健史撮影

 テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)は14日、任天堂ゲームの世界観をテーマにした新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」のアトラクションの一部を公開した。USJのスマートフォン(スマホ)アプリと連動したリストバンドを使い、アプリ上でコインやキー(鍵)を集め、人気キャラクター・マリオになったかのようにゲームの世界を体感できる。

 任天堂エリア内の各所に、宙に浮いた形のブロック「ハテナブロック」を設置。エリア内で購入した「パワーアップバンド」を手首に巻き付けたままジャンプして下からたたくと、スマホアプリ上でコインを獲得できる。アプリ画面上で獲得数や来場者中の獲得順位を確認でき、来場者同士で競争することも可能だ。ブロックの高さは子ども向けから大人向けまで用意する。

 「キーチャレンジ」という別のアトラクションではエリア内でさまざまなチャレンジをクリアするごとにキーを収集する。一定数を集めると、他の来場者と協力しながら敵キャラクターと対決するゲーム「ボスバトル」に挑戦できる。ほかにもマリオシリーズに登場するキャラクターをかたどった乗り物型のアトラクションの準備を着々と進めているという。

 任天堂エリアは7月24日の東京五輪開幕より前にオープンする予定で、国内客のほか訪日客の取り込みも期待する。運営会社のジャン・ルイ・ボニエ最高経営責任者(CEO)は14日の説明会で「五輪で日本が注目される年にエリアがオープンすることをうれしく思う。楽しみにしてほしい」と話した。

 USJは任天堂エリアの建設に約3年かけ、2014年に開業した映画「ハリー・ポッター」のエリア(建設費約450億円)を上回る600億円超を投じた。アトラクションに加え、飲食店やグッズ店も含んだ一大エリアとなる。

 テーマパークでの任天堂エリアは米国2カ所とシンガポール1カ所にも建設計画があるが、USJが世界初のオープンとなる。任天堂はゲーム事業との相乗効果を狙うほか、テーマパークなどでのキャラクタービジネスを強化する考えだ。【加藤美穂子、鈴木健太】

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