東京・調布の道路陥没 新たな空洞か 住民「できる限り地盤の調査を」

東京・調布の道路陥没 新たな空洞か 住民「できる限り地盤の調査を」

10月に陥没した住宅街の道路=東京都調布市で2020年10月18日、本社ヘリから玉城達郎撮影

 東京都調布市の住宅街で道路が陥没した問題で、東日本高速道路は14日、付近の地下で新たに空洞とみられるものが見つかったと明らかにした。同社は周辺住民に知らせ、避難を希望する人にはホテルを用意している。

 同社によると、14日昼ごろ、調布市東つつじケ丘2の陥没地点の北側約120メートルでボーリング調査をしていたところ、地表から約16メートルでくいに抵抗がない地点があった。空洞があるとみられ、大きさを調べるとともに、埋める必要があるか検討している。

 直下の大深度では、同社が東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事を進めている。トンネルのルート上ではこれまでに道路に陥没が起きたほか、地中で二つの空洞が見つかっている。同社の有識者委員会は2020年12月、陥没や空洞はトンネル工事が要因の一つである可能性が高いとする中間報告をまとめた。

 発見地点のすぐ西側に住む「外環被害住民連絡会・調布」の滝上広水(ひろみ)会長(71)は「住民の不安は一層強まる。できる限り地盤の調査をしてほしい」と話した。【青島顕】

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