袴田事件弁護団「特別恩赦」を出願 死刑執行免除求め 静岡地検に

袴田事件弁護団「特別恩赦」を出願 死刑執行免除求め 静岡地検に

特別基準恩赦を出願し「再収監を許さないための手段は全部尽くす」と話す弁護団の白山聖浩弁護士(右)と小川秀世弁護士=県庁で

 1966年に一家4人が殺害された「袴田事件」で死刑が確定し、2014年の静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌元被告(83)=最高裁に特別抗告中=の弁護団は15日、静岡地検に死刑執行の免除を求める特別基準恩赦を出願した。

 天皇陛下の即位に伴うもので、道交法違反や自動車運転処罰法違反など対象となる刑や罪を一律に定めた「政令恩赦」から漏れた人を対象に、個別に審査される。89年と05年、19年にも恩赦を出願しており、今回が4回目。

 出願後に記者会見した白山聖浩弁護士は「袴田さんにとっては、無罪を証明できることが最も良いが、再収監を許さないため手をつくしたい」と述べた。【大谷和佳子】

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