富山・駐在所襲撃 元大学生に懲役20年求刑 検察「身勝手で短絡的」

富山・駐在所襲撃 元大学生に懲役20年求刑 検察「身勝手で短絡的」

裁判所=ゲッティ

 富山県警富山西署の池多駐在所で2019年1月、警察官が襲われ、けがをした事件で、強盗殺人未遂などの罪に問われた元富山大生、前田将輝被告(23)の裁判員裁判の論告求刑公判が16日、富山地裁(大村泰平裁判長)であり、検察側は懲役20年を求刑した。判決は20日。

 論告で、検察側は「警察官は痛みを感じても自分は痛みを感じたくないという、身勝手で短絡的な犯行だ。動機に酌量の余地はない」と指摘した。

 一方、弁護側は「前田被告の自殺願望には自閉症スペクトラム障害が大きく影響している。前科・前歴もなく、再犯の恐れもない」として減軽を求めた。

 起訴状によると、前田被告は19年1月24日、富山市池多の池多駐在所で、拳銃を奪うために巡査部長(31)をハンマーで殴ったり、小刀で首を突き刺したりして、殺害しようとしたとされる。巡査部長はけがをしたが、その場で前田被告を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。【高良駿輔】

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