タイ拠点の振り込み詐欺、首謀格2人を逮捕 組織的詐欺容疑

タイ拠点の振り込み詐欺、首謀格2人を逮捕 組織的詐欺容疑

タイのパタヤとフィリピンのセブ島の位置

 タイ中部パタヤを拠点にした日本人グループによる振り込め詐欺事件で、警視庁捜査2課は16日、いずれも住所・職業不詳の安武健吾(36)と平田晋平(34)両容疑者を組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)容疑で逮捕した。同課は安武容疑者がグループのトップで詐欺を計画し、平田容疑者はナンバー2として指示を出していたとみて全容解明を進める。

 逮捕容疑は2019年3月、パタヤから福井市の50代女性ら3人に「有料サイトの未納料金がある」とメールを送り、電子ギフト券計78万円分を買わせ、だまし取ったとしている。安武容疑者は「全く身に覚えがない」と容疑を否認し、平田容疑者は黙秘している。 2人は福岡県出身。同課によると、詐欺グループは18年秋ごろには拠点をフィリピンに構えており、19年1月にタイに移した。平田容疑者が拠点で管理役をしていた男らに対し、日本から毎月のノルマや拠点の移動などを指示していたという。

 19年3月にタイ警察が日本人の男15人を拘束。5月に日本に移送し、警視庁が詐欺容疑で逮捕した。日本国内で電子ギフト券を換金していたグループなどこれまでに計26人が逮捕されている。【佐久間一輝、岩崎邦宏】

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