新型コロナの影響で「こんぴら歌舞伎」中止に 2万人訪れる人気公演

新型コロナの影響で「こんぴら歌舞伎」中止に 2万人訪れる人気公演

2019年の公演で熱演を見せる中村勘九郎さん(左)と市川中車さん=琴平町の金丸座で2019年4月6日、山中尚登撮影

 香川県琴平町の旧金毘羅大芝居(金丸座)で4月11〜26日に予定されていた「第36回四国こんぴら歌舞伎大芝居」について、町などでつくる推進協議会(会長・片岡英樹町長)は20日、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、中止すると発表した。中止はこれまでの歴史で初めてといい、チケットは購入窓口で払い戻す。

 町役場で記者会見した片岡町長は、小さい小屋に多くの観客が集まる▽公演が長期である▽マスクや消毒用アルコールの確保が見通せない――など感染リスクが高いことから決定したと説明した。17日に県内初の感染者が確認されたことも判断材料の一つとなった。

 四国こんぴら歌舞伎大芝居は毎年延べ約2万人のファンが訪れる人気公演。出演役者による「お練り」も好評で、今年は松本白鸚さんと松本幸四郎さん親子の襲名披露公演となるはずだった。【潟見雄大】

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