「がらがらボイス」校長はユーチューバー 休校の児童へ特別授業 大阪

 新型コロナウイルスの影響で休校になっている大阪市浪速区の市立敷津小学校の糸井利則校長(58)が、動画投稿サイト「ユーチューブ」で特別授業を発信している。漢字の読みがなや卒業生へのメッセージなど内容は多岐に渡り、児童や保護者から好評だ。

 休校措置を受け、会えなくなった児童たちと「つながりたい」と思い立ったのが動画投稿のきっかけだ。チャンネル名を自らの特徴的な声になぞらえて「がらがらボイス」と名付け、撮影から投稿までを1人でする。動画1本の撮影には3時間以上の時間をかけるなどこだわりを見せる。

 とりわけ卒業式前日の17日に投稿した「努力の壺(つぼ)」には力を込めた。努力を「水」に例え、壺にあふれるまで水を入れ続けることで継続の大切さを児童に語りかけた。翌日の式では動画を見た卒業生から「(人生の指針にするような)大好きな話」と言われたという。

 ユーチューブへの動画投稿を通して、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で卒業生とつながるなどうれしい副産物もあった。糸井校長は「通常授業に戻っても動画を使って児童たちに発信することができたら」と今後の活動への意欲を見せた。【隈元悠太】

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