伊豆・三津シーパラダイス営業再開 イルカショーに歓声戻る 新型コロナで休館

伊豆・三津シーパラダイス営業再開 イルカショーに歓声戻る 新型コロナで休館

再開した伊豆・三津シーパラダイスで、イルカショーを楽しむ家族連れら=静岡県沼津市内浦長浜の同館で2020年3月22日午前10時51分、垂水友里香撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため2日から休館していた静岡県沼津市内浦長浜の水族館、伊豆・三津シーパラダイス(みとしー)が21日から営業を再開。再開後初の日曜となった22日は子供を連れて行く先を探していた親子連れらでにぎわいが戻った。水族館では来場者全員を検温し、37・5度以上の発熱のある人の入場を断ったり、イルカショーの度に座席を消毒したりするなど、厳戒態勢を取っている。

 入り口でスタッフが非接触体温計を来場者一人一人の手首に近づけ、体温をチェック。入場できることになった人にも手の消毒を求めた。混雑が想定される「バンドウイルカにお魚をあげよう」など複数のイベントは中止。呼び物の屋外ステージでのイルカやアシカが出演する二つのショーも一部時間を短縮した。また、各3回のショーが終了する度にすべての座席を消毒した。屋内の魚の展示エリアは扉を開放し、扇風機を設置して換気した。混雑が想定される場合は来場制限も設けるという。

 館によると、再開初日の21日の来場者は通常の5〜6割。同日朝にはゴマフアザラシのナナコ(13歳)が赤ちゃんを産むという明るいニュースも。赤ちゃんは既に公開している。22日のショーは座席の7〜8割は埋まった。館は3月末までに年間パスポートか前売り券を購入した人にはオリジナルキャラクター「うちっちー」がコロナウイルスをパンチしている絵柄の缶バッジをプレゼントしている。

 子供2人を連れてイルカショーを見た千葉県船橋市の会社員、森夏実さん(36)は「子供が通う保育園が家庭保育を推奨しているので、自分も休みを取って三島の実家に来た。首都圏はほとんどの施設が休館なので、水族館好きな子供たちは喜んでいる」と話した。同館広報の山田健太朗さんは「これ以上ない感染防止対策を取り、お客さまをお迎えしたい」と話した。【垂水友里香】

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