保護施設に侵入し猫を虐待 防犯カメラに男の映像 三重・鈴鹿

保護施設に侵入し猫を虐待 防犯カメラに男の映像 三重・鈴鹿

野良猫保護施設に設置された防犯カメラの映像。男が野良猫の首にひもをつけて引っ張る様子などが記録されていた=三重県鈴鹿市で3月16日、NPO法人「グリーンNet」提供(写真は動画から)

 三重県鈴鹿市の野良猫を飼育する小屋に男が侵入し、猫を蹴飛とばしたり、首にひもをつけて引っ張ったりする様子が防犯カメラに記録されていた。同市内の動物愛護団体などから相談を受けた県警鈴鹿署は動物愛護法違反の疑いもあるとみて調べている。

 映像には8日夜、小屋に侵入した男が猫を蹴り上げる様子が映っていた。また16日午後には、男が生後約半年の子猫の首にひものようなものをくくりつけ、引きずりながらどこかへ連れ去るような様子が記録されていた。

 小屋は、動物の保護活動に取り組むNPO法人「グリーンNet」(武藤安子代表)の関係者らが十数年前から、ボランティアで猫を保護して寝床を作ったり、去勢手術を受けさせたりしている。現在小屋には野良猫約40匹がすみ着いている。鍵などはついておらず誰でも出入りできる状態だった。

 同法人によると、昨年10月ごろ、小屋内にあった発泡スチロールで作った猫の寝床が破壊される被害が相次いだ。これを受け、今年2月に小屋内に防犯カメラを設置したところ、猫が被害に遭う様子が映されていた。

 同法人などは17日に鈴鹿署に相談した。武藤代表は「猫がたまにいなくなっていたが、自らどこかに行っていたのだと思っていた。連れ去られていたのかもしれないと思うと悲しい」と話した。【森田采花】

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