国内の感染者1849人に 死者は3人増え52人 帰国者ら確認相次ぐ

国内の感染者1849人に  死者は3人増え52人 帰国者ら確認相次ぐ

国内の新型コロナウイルス感染者

 新型コロナウイルスの感染者は23日、国内で新たに39人確認された。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗員乗客らを含めた国内の感染者数は計1849人となった。青森県で初の感染が確認された。また、クルーズ船に乗船していた男性2人と愛知県の男性の計3人が死亡し、国内の死者は計52人になった。

 クルーズ船の死者は日本国籍の70代男性2人で、22日に死亡した。愛知県岡崎市の80代男性は11日に米ニューヨーク州から帰国。17日から発熱のため自宅療養し、22日に入院、23日に死亡した。

 新たな感染者は、東京16人▽千葉、大阪、岐阜各3人▽青森、愛知、兵庫各2人▽沖縄1人――など。

 青森県は八戸市の会社経営の70代男性と70代の妻で、男性は9〜15日にスペインを旅行した。

 東京都は30〜70代の男女16人で、1日に発表する感染者数としては最多。5人が欧米や東南アジアへの渡航歴があった。

 千葉県の3人はいずれも国際貨物専門航空会社「日本貨物航空」(同県成田市)の外国人パイロットで、既に感染が判明している同県印西市の30代男性ら3人の同僚。6人は同じ貨物専用機でオランダからイタリアを経由して16日に成田空港に到着した。3人は軽症という。

 岐阜県は各務原市の20代女性会社員、可児市の70代無職女性、岐阜市の30代女性飲食店員の3人。会社員は既に感染が確認された夫と8〜17日、スペインとフランスを旅行。無職女性の夫も感染が判明している。飲食店員は9〜12日、フィリピンに滞在した。

 茨城県は、東京都内の医療機関に事務職として勤務する40代女性ら2人が感染。女性の勤務先は「帰国者・接触者外来」を設置している。埼玉県では所沢市の60代無職男性の感染が確認された。

 また、羽田空港の検疫所でイタリアから帰国した静岡県在住の40代男性の検査陽性も確認されたという。【まとめ・伊澤拓也】

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