「卒業証書受け取りたかった」 代表のみに手渡し さいたま市立小で卒業式

「卒業証書受け取りたかった」 代表のみに手渡し さいたま市立小で卒業式

卒業式は時間を短縮して行われ、クラスの代表のみが卒業証書を受け取った=さいたま市立大宮小で2020年3月24日午前8時58分、山越峰一郎撮影

 さいたま市で24日、市立小学校104校の卒業式が行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、保護者は原則参加できず、式典時間を短縮するなどの対応が取られた。

 市立大宮小(大宮区)の体育館では男子45人、女子32人が卒業式を迎えた。保護者は参加できず、児童もほとんどがマスク姿で、座席の間隔を空けて座った。式典時間は約30分で例年の半分程度。卒業証書はクラスの代表児童にのみ渡した。

 6年の亀井理愛(りえ)さん(11)は「卒業証書を受け取りたかったので残念だったけど、仲のいい友達に久しぶりに会えてうれしかった」と喜んだ。登校は臨時休校が決まった2月28日以来で、臨時休校の間は塾の課題や、動画サイトの教育番組で勉強していたという。

 保護者は卒業式終了後、校庭で教員による卒業生見送りの様子を見守り、写真撮影などを行っていた。同校によると、式の様子はDVDにして後日配布するという。【山越峰一郎】

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