全国初の「プラ・レジ袋提供禁止」条例案可決 京都・亀岡 違反事業者名は公表

全国初の「プラ・レジ袋提供禁止」条例案可決 京都・亀岡 違反事業者名は公表

「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」について発表する亀岡市の桂川孝裕市長ら=京都府亀岡市の市役所で2018年12月13日午前10時4分、国本ようこ撮影

 京都府亀岡市議会は24日、小売店がプラスチック製のレジ袋を提供するのを有償、無償を問わず禁止する全国初の条例案を全会一致で可決した。2021年1月1日に施行される。違反した事業者名を公表する規定も盛り込まれ、同6月1日から適用される。

 条例は、微生物によって土に返る生分解性の材質や紙のレジ袋を無償で提供するのも禁止する。市長は小売店に報告を求めたり、市職員に立ち入り調査をさせたりできる。違反した小売店には是正を勧告し、立ち入り調査拒否や虚偽報告、勧告に従わない場合は事業者名や代表者名を公表できると定めている。

 同市では京都・嵐山までの舟下りで知られる保津川の河川敷に漂着するプラスチックごみが目立つようになったため、市と市議会が18年12月に「プラスチックごみゼロ宣言」をし、レジ袋の禁止を目指すと表明していた。

 市は20年8月1日の施行を目指していたが、国が小売店へのレジ袋有料化を義務づける見込みの7月1日から1カ月しかないため、市内の小売業者らが「周知期間が必要だ」として変更を強く要望し、見直された。【矢倉健次】

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