美園さくらさん、宝塚退団会見 月組娘役トップ 「珠城りょうさんと一緒に卒業が夢でした」

美園さくらさん、宝塚退団会見 月組娘役トップ 「珠城りょうさんと一緒に卒業が夢でした」

退団会見に臨んだ宝塚歌劇団月組娘役トップの美園さくらさん。相手役のトップスター・珠城りょうさんにもらったイヤリングを身に着けていることをはにかみながら明かした=2020年3月24日午前11時15分、水津聡子撮影

 2021年2月14日での退団を発表している、宝塚歌劇団月組娘役トップ、美園さくらさんが24日、兵庫県宝塚市の歌劇団事務所で記者会見し「ここまで頑張ってこられたのは、応援してくださった皆さんがいらっしゃったからです」と感謝を述べた。すでに退団を発表している月組トップスターの珠城(たまき)りょうさんと同時の「添い遂げ」退団になる。

 美園さんは東京都出身で、13年に首席で入団。歌、ダンス、芝居の三拍子そろった娘役として早くから注目を集め、18年11月に娘役トップに就任した。

 退団を決めた時期について、ハリウッド女優役に挑んだ19年の「I AM FROM AUSTRIA」を挙げ、「私のしたいパフォーマンスがすべて詰まっていた。いつ辞めても悔いがない、という作品に出合えたことが決定的だった」と説明。20年1月に珠城さんから退団することを聞き、その場で「ご一緒させていただきたい」と申し出たという。

 トップコンビのお披露目公演時に、珠城さんからもらったイヤリングを着けて記者会見に臨んだ。「珠城さんなくして美園さくらはないと断言できる。トップに就任した時から珠城さんと一緒に卒業させていただくのが夢でした」と笑顔で語った。

 退団まで約10カ月。1カ月後の4月24日には、宝塚大劇場公演「WELCOME TO TAKARAZUKA−雪と月と花と−」「ピガール狂騒曲」の初日が控えている。「まだまだ、挑戦させていただけるのはありがたい。より一層精進していきたい」と、意欲を見せた。

 月組トップコンビの退団公演は「桜嵐記(おうらんき)」「Dream Chaser」。宝塚大劇場は11月13日〜12月14日。東京宝塚劇場は21年1〜2月予定。【水津聡子】

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