しつけと称し、妻の連れ子の女児殴る 30代男に保護観察付き有罪判決 福岡地裁

しつけと称し、妻の連れ子の女児殴る 30代男に保護観察付き有罪判決 福岡地裁

福岡地裁などが入る庁舎=福岡市中央区六本松で、平川昌範撮影

 同居する女児(当時12歳)への暴行罪などに問われた福岡県の30代男の判決公判で、福岡地裁は24日、懲役3年、保護観察付き執行猶予4年(求刑・懲役3年6月)を言い渡した。検察側はこれまでの公判で、男が自宅にカメラを設置して女児を監視し、暴行していたと指摘していた。

 検察側は公判で、男が妻の連れ子の女児を監視するためカメラを設置し、しつけと称して頭を殴るなどを繰り返したと指摘。食事を与えなかったこともあったという。

 川口洋平裁判官は判決で「家庭内という逃げ場のない環境で、相当期間にわたり心身の未熟な児童に加えられた常習的犯行の一環」と非難した。一方、男が常習性を含めて事実を認めていることや、女児とは会わずに経済的支援を約束したことなどを考慮。保護観察期間の特別順守事項に女児との接触禁止などを求めたうえで、執行猶予を言い渡した。

 判決によると、男は2019年11月9日、自宅で女児の頭を拳で数回殴る暴行を加えるなどした。【宗岡敬介】

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