「名指導者」県立高柔道部の顧問ら懲戒処分 部員への体罰・暴言で

「名指導者」県立高柔道部の顧問ら懲戒処分 部員への体罰・暴言で

写真はイメージ=ゲッティ

 兵庫県立飾磨工業高(姫路市)の多部制柔道部で体罰があり部員10人が集団で家出をした問題で、県教委は24日、顧問の三輪光・主幹教諭(55)を停職3カ月、20代の男性臨時講師を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。同部は過去に全国優勝を重ね、三輪教諭はテレビ出演や著書の出版をして「名指導者」として知られていた。

 県教委教職員課によると、体罰は2019年12月、部員10人が体罰を理由に家出し、過去の体罰を訴えたことで発覚した。

 学校による調査の結果、18年4月から19年12月、三輪教諭と男性臨時講師、非常勤講師だった三輪教諭の長女の顧問3人が、部員ら16人に「殺したろか」「ゴミくず」と暴言を吐いたり、拳で顔をたたいたりする体罰をした。2人が頭や口から出血する傷を負った。部員のうち2人は今年1月以降に退学したという。

 三輪教諭は一部の体罰を認めたが、けがをさせるなど大半の行為は「覚えていない」「やっていない」などと否定している。長女は、地方公務員法の処分対象にならない非常勤講師だった。【春増翔太】

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