池江選手が登場、国語など3科目4点 教科書検定

 白血病を公表し、闘病している競泳女子の池江璃花子選手(18)が国語、道徳、外国語の3科目4点で取り上げられた。白血病の公表前に教科書検定の申請が終わっていたため、いずれの教科書も病状などに触れていない。道徳(4年)で池江選手を紹介した東京書籍の担当者は「(闘病を知った上で)教科書を読み、子どもたちは池江選手の人柄や生き方に改めて感銘を受けると思う」と話した。

 東京書籍は5ページにわたって、池江選手の経歴を詳述した。3歳で水泳を始め、勉強を毎日するという母親との約束を守りながら中学3年で日本記録を更新。16年リオデジャネイロ五輪でも自身の目標以上の成績を残したと紹介した。

 「もくひょうは、高く。でもそのもくひょうは、手のとどく小さなもくひょうをひとつひとつクリアしながら、いつでも前を見て、かいだんをのぼるようにめざしていくものだと思っています」。池江選手の言葉を添えた。

 光村図書は国語の書写(6年)の「自分だけの一文字」というコーナーで、池江選手が書いた「希」の一筆を紹介。池江選手は「つらいときや落ちこむときがこれからたくさんあるかもしれません」「どんなときもあきらめず、『希望』をもって目標に向かってがんばって」と児童に向けてメッセージを送っている。橋本英明・編集本部長は「彼女の言葉に児童は励まされ、勇気をもらうと思う」と話した。【川名壮志】

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