泉州地域で「美食EXPO」 大阪万博向け、特産物で地域活性化

泉州地域で「美食EXPO」 大阪万博向け、特産物で地域活性化

「泉州美食EXPO」の共同宣言に調印した首長や学校関係者ら=大阪府泉大津市の大阪調理製菓専門学校で2021年4月2日午前10時51分、高瀬浩平撮影

 豊富な食材が取れる大阪南部の泉州地域を「美食の街」にしようと、産官学のプロジェクト「100のおもろいプロジェクト 泉州美食EXPO」のキックオフイベントが2日、大阪調理製菓専門学校(大阪府泉大津市)で開かれた。地域の首長や同校の関係者らが共同宣言に調印し、テープカットした。

 同校を運営する学校法人村川学園を中心に、自治体や飲食関係者らが集まり、2025年の大阪・関西万博に向けて、食を通じて地域を活性化させる。観光、人材育成、地産地消などのテーマに取り組む。

 イベントでは同校の村川秀夫校長が「多くの方の情熱で、泉州を食で盛り上げたい」とあいさつ。岸和田市の永野耕平市長も「大阪の食を支えているのは泉州だ。地域が生まれ変わる取り組みにしたい」と語った。

 試食会もあり、和洋中の有名料理人らが監修し、地元の菊菜や水ナス、泉ダコやカキなどを使った料理が披露された。

 イベントでは阪南市出身のタレント、たむらけんじさんのトークもあった。ワタリガニ、カキ、牛肉、玉ネギなど泉州の食材の魅力を語り、アピールの方法として「漁師が生きた魚を並べて、周りにあるイタリアンや中華、和食の店で調理してもらえる市場を作ったらどうか」と提案。飲食店を経営するたむらさんは、新型コロナウイルス禍での飲食業のあり方についても言及。「ステイホーム」中に家で料理を作った人が新たに店を開く夢を抱くのではないかとみて、「ミニマム(最小規模)のお店が増えるんじゃないかと思う。店主が毎日替わる店を作ろうと思っている。力試しの場になると思っている」とのプランを披露した。【高瀬浩平】

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