泉ピン子さん「最後にママと呼ぶと目を…」 橋田寿賀子さん死去

泉ピン子さん「最後にママと呼ぶと目を…」 橋田寿賀子さん死去

女優の泉ピン子さん=内藤絵美撮影

 「おしん」や「春日局」「渡る世間は鬼ばかり」など数々の名作ドラマを世に送り出した脚本家の橋田寿賀子(はしだ・すがこ、本名・岩崎寿賀子=いわさき・すがこ)さんが4日午前9時13分、急性リンパ腫のため静岡県熱海市の自宅で亡くなった。

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 「渡る世間は鬼ばかり」で小島五月役を演じた俳優の泉ピン子さんの話 昨日意識がなくなった時、「ママ」って呼ぶ私の声が聞こえたのか、最後に目を見開いたんです。それが最期でした。クルーズ旅行に行く時に着ていたお気に入りのドレスと、橋田文化財団を設立した時に作った松竹梅の思い出のドレスを着せて、私がお化粧をしてあげて、旅立ちました。橋田さんは「悲しまなくていい。千の風になっているんだから。あなたの周りにいるから」といつも言っていました。「でも、私が先に逝くとは限らないけど」とちゃめっ気たっぷりで付け加えたりして。ですから最後は「千の風になって」をかけて送りました。今の私があるのは橋田先生のおかげです。随分けんかもしたけれど、本当の娘のように可愛がっていただきました。

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