宝塚市立小の教職員6人が男児を無断撮影 発覚後、不登校に

宝塚市立小の教職員6人が男児を無断撮影 発覚後、不登校に

学校の教室(写真はイメージ)=ゲッティ

 兵庫県宝塚市教育委員会は5日、市立小学校の教職員6人が男児1人の授業中の様子などを、保護者に無断でスマートフォンやデジタルカメラで撮影していたと発表した。男児は発覚後、不登校になった。市教委は経緯を詳しく調べ、関係者の処分について県教委と協議する。

 市教委によると、教職員6人は2018年10月〜20年11月の間、男児が授業中に教室を出て立ち入り禁止にしている校内の駐車場で遊ぶなど、指導上不適切な行為をした際にカメラを向けたり、撮影したりしたという。男児の姿などが写った画像25枚が校内のパソコンの共有フォルダーに保存されていた。外部への流出は確認されていない。撮影について保護者の了解を得ていなかった。

 6人は市教委に対し、撮影について「男児の行為をやめさせるため記録するようになった。当初は撮るふりをすると、行為はやんでいた」などと説明しているという。

 20年11月、保護者が市教委に相談して発覚。校長が保護者に謝罪や事情を説明したが、男児は21年2月、不登校になったという。市教委は「児童の指導目的だったとしても、保護者の理解を得るべきだった。学校や教師への信頼を損ねる」としている。【土居和弘】

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