「大きな声で言え」 児童クラブ支援員の叱責動画がSNSで拡散

「大きな声で言え」 児童クラブ支援員の叱責動画がSNSで拡散

拡散している動画の一場面。立たされたまま叱責されている女児が泣きじゃくっている=ツイッターより

 鹿児島県志布志(しぶし)市の学童保育施設でスタッフの支援員が女児を高圧的に叱責する「行き過ぎた指導」があったとして、運営委託している市が施設側に報告を求めていることが5日、市への取材で明らかになった。指導の様子を撮影した動画がSNS(会員制交流サイト)などで拡散しており、批判が高まっている。

 市福祉課によると、施設は小学1〜6年の約90人が利用。1日午前に撮影された動画では自己紹介がうまくできない女児を支援員が「大きな声で言え」などと叱責し、女児が立ち尽くして泣いているとカウントダウンを始める様子が映っている。SNSに投稿したのは保護者とみられ、女児が小学1年で施設に通い始めた初日だったことから「ひどすぎる」と訴えている。

 施設は市が社会福祉法人に運営を委託。市は3日に施設側から事情を聴き、当時の状況や解決策を文書で報告するよう求めた。動画を見た市福祉課の担当者は「言葉遣いが厳しく行き過ぎている。現在も利用している児童や保護者が大勢おり、市として指導や助言をしたい」と話した。施設の電話は応答がなかった。【宗岡敬介】

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