向田邦子賞に橋部敦子さん「モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜」

向田邦子賞に橋部敦子さん「モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜」

脚本家の橋部敦子さん

 昨年度に放送された優れたテレビドラマの脚本に贈られる第39回向田邦子賞(同賞委員会など主催)が6日発表され、「モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜」(テレビ朝日系)を手掛けた脚本家の橋部敦子さん(54)が選ばれた。

 植物や石などの物と対話ができ、自分に正直に生きる女性・萌子美(モコミ)を描いた連続ドラマで、小芝風花さんが主演。橋部さんは「脚本家として26年間、根底のテーマにあった『自分を受け入れること』を描き切った一つの区切りの作品だった。初のノミネートから17年越しの受賞で、喜びも大きい」と語った。

 選考委員の脚本家、池端俊策さんは「混濁とした世の中で作品を読むとすがすがしくホッとする。人物の描き方もブレない安定感がある」と授賞理由を説明した。

 橋部さんは名古屋市出身。主なテレビドラマ脚本に「僕と彼女と彼女の生きる道」「僕らは奇跡でできている」など。【稲垣衆史】

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