自民男性議員が「妊婦体験」 7.3キロのジャケット着用1泊2日

自民男性議員が「妊婦体験」 7.3キロのジャケット着用1泊2日

妊婦ジャケットを着用した(右から)藤原崇、鈴木憲和、小倉将信の自民党青年局所属の衆院議員=東京都千代田区の党本部で2021年4月8日、藤井太郎撮影

 自民党青年局所属の30代の男性議員3人が8日、妊娠7カ月の状態を疑似体験できるジャケットを着けて2日間を過ごす「妊婦体験」を始めた。妊娠中ならではの体への負担や不便さを男性議員も知ることで、出産や子育てに関する政策づくりにつなげる狙い。

 衆院議員の小倉将信(39)、鈴木憲和(39)、藤原崇(37)の3氏が体験する。3氏は8日に党本部で開かれた説明会で、重さ約7・3キロのジャケットを着用する様子を記者団に披露。「妊婦姿」になった小倉氏は「座る、立ち上がるなど何気ない動作がこれほど大変なのだと実感した」と言いつつ、「このおなかの重さは新たな命が宿っている重さだ」とかみしめていた。

 3氏は地元の活動や就寝中も含めて9日午後までの24時間、ジャケットを身に着ける予定。ただし「国会は特別な場所だ」(鈴木貴子衆院議員)として、8日午後の衆院本会議中は着用を見合わせた。企画した牧島かれん青年局長は「妊婦の気持ちを全て推し量ることはできないかもしれないが、政策づくりでは想像力を働かせることが重要」と指摘。3人は体験終了後に党内の報告会を行う。【野間口陽】

関連記事(外部サイト)