「事前に食い止めたい」 愛知「まん延防止」要請で大村知事

「事前に食い止めたい」 愛知「まん延防止」要請で大村知事

記者会見で「まん延防止等重点措置」を適用するよう政府に要請すると発表した愛知県の大村秀章知事=愛知県庁で2021年4月15日午後4時31分、高井瞳撮影

 まん延防止等重点措置の適用を政府に要請した愛知県の大村秀章知事は15日の記者会見で「(県内は)第4波に入ったと言っていい。人の動きが活発になる大型連休周辺に規制を強化し、感染拡大を抑え込みたい」と説明。来週初めにも適用を始め、期間は先行して同措置が適用されている東京都に合わせて5月11日までとしたい考えを明らかにした。県の意見を踏まえて国が決定する。

 この日に218人の新規感染者が確認された愛知県では、2月末をもって解除された緊急事態宣言後、新規感染者が2桁台で推移してきたが、4月に入って100人を超えるようになり、14日には216人と76日ぶりに200人を超えた。

 県内の直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者は15・2人(14日現在)と前週(10・7人)より増え、「まん延防止等重点措置」の適用対象となるステージ3に達した。中でも、感染者の多い名古屋市は18・5人で、県は措置の対象区域を名古屋市に限定する方針だ。

 重症者は14日現在7人だが、大村知事は「新規感染者数の増え方が急激。今すぐ医療が逼迫(ひっぱく)する状況ではないが、このまま増え続けるとリスクが高いため、事前に食い止めたい」と述べた。

 時短要請に応じた店舗への協力金は、営業時間が午後8時までとなる名古屋市では中小企業に売り上げに応じ1日4万〜10万円、午後9時までとなる他の市町村では1日2万5000〜7万5000円支払う。大企業への協力金は1日最大20万円となる見込み。【高井瞳】

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