外国人講師が保育園児の尻たたく 施設、投稿動画で一転認める 北九州

外国人講師が保育園児の尻たたく 施設、投稿動画で一転認める 北九州

北九州市役所=田鍋公也撮影

 北九州市小倉北区の認可外保育施設に勤めるカナダ人の男性英会話講師が、施設に通う当時2歳の男児に尻をたたくなどの暴力行為をしていたことが15日、市への取材で明らかになった。関係者がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に暴行の様子の動画を投稿し発覚した。市は14日、施設への特別立ち入り調査を実施し口頭で指導した。

 施設は1歳半〜6歳の未就学児を対象にし、英語を母語とする講師との会話を通じて英語力を磨くことを特色に掲げる。

 市保育課によると、4月に市民から電話で通報を受け調査した際、施設側は「不適切な対応はない」と否定。しかし今月13日、再び市民から「SNSに動画が上げられている」との連絡があり、講師が今年2〜3月ごろ、男児の尻をたたいたり、服を強く引っ張ったりする様子を確認した。男児にけがはないという。保育課は「継続的に指導し、他の認可外施設の巡回や研修も進める」としている。

 施設は市に対し事実関係を認め、講師を14日から出勤停止とし、同日夜に保護者説明会を開いた。施設の関係者は15日午前、「子どもを預かっている時間なので、何もお伝えすることはできない」と答えた。保護者の女性は「動画が無遠慮に拡散されたことが子どもたちへの配慮に欠けている」と話した。【井上卓也、宮城裕也】

関連記事(外部サイト)