米軍基地負担の軽減策など議論 初の諮問会議を30日に開催 沖縄

米軍基地負担の軽減策など議論 初の諮問会議を30日に開催 沖縄

万国津梁会議初会合の今月30日開催を発表する玉城デニー知事=那覇市の沖縄県庁で2019年5月17日午前10時46分、遠藤孝康撮影

 沖縄県の玉城(たまき)デニー知事は17日の定例記者会見で、米軍基地問題について専門家から意見を聞く諮問会議の初会合を30日に開くと発表した。政府が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設を進める中、現実的な基地負担の軽減策などを議論し、移設見直しに向けた理論を構築する。

 玉城知事は「沖縄の置かれている厳しい状況や国際情勢の変化を踏まえたうえで、米軍基地の整理・縮小に向けた議論をお願いしたい」と述べた。来年3月までに4回会合を開き、意見を取りまとめる。

 諮問会議は、世界を結ぶ懸け橋を意味する「万国津梁(しんりょう)会議」と名付けられ、五つの分野ごとに有識者を集めて議論する。

 30日に開くのは基地問題を扱う「人権・平和」分野の会議で、委員は日米関係に詳しい米ジョージ・ワシントン大のマイク・モチヅキ准教授▽沖縄国際大の野添文彬(ふみあき)准教授▽元外務省国際情報局長の孫崎享(うける)さん▽防衛省OBで元内閣官房副長官補の柳沢協二さん▽琉球大講師の山本章子さん――の5人。【遠藤孝康】

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