「アマビエ」と相乗効果で災い払う 「渋うちわ」作りが最盛期 熊本・山鹿

「アマビエ」と相乗効果で災い払う 「渋うちわ」作りが最盛期 熊本・山鹿

夏に向け、最盛期を迎えた「渋うちわ」作り=熊本県山鹿市で2020年5月18日、田鍋公也撮影

 熊本県山鹿市の栗川商店で江戸時代から伝わる伝統工芸品「来民(くたみ)渋うちわ」作りが最盛期を迎えている。今年は疫病退散の御利益があるといわれる妖怪「アマビエ」を描いたうちわも製作され、職人たちが一本一本手作業で仕上げていた。

 渋うちわは青く未熟な柿をつぶし、熟成させて作った柿渋を和紙に塗り防虫効果や耐久性を高める。新型コロナウイルスの感染拡大でイベントや夏祭りが相次いで中止になり、注文は例年の2、3割減という。

 同社は「うちわは災いを払う力があると信じられてきた。アマビエとの相乗効果で新型コロナウイルスを払ってもらえれば」と話している。【田鍋公也】

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