マスクにコロナ便乗詐欺防止ステッカー 警察庁と厚労省が連携 警察署などに配布

マスクにコロナ便乗詐欺防止ステッカー 警察庁と厚労省が連携 警察署などに配布

詐欺被害の防止をよびかけるステッカーを張ったマスク=東京都千代田区の警察庁で2020年5月21日午後5時23分、町田徳丈撮影

 警察庁は21日、新型コロナウイルスに乗じた詐欺被害を防ごうと、厚生労働省と連携してマスクに張って注意を呼びかけるステッカーを作製したと発表した。人の密集を避けるため啓発イベントが難しくなっている中、全国の警察官らのマスクに張り、街頭や警察署などで市民の目に留めてもらう考え。マスク50万枚とともに5月中に警察や介護施設などに配布する。

 ステッカーは、マスクの隅に張るシールタイプで、「STOP!オレオレ詐欺」(縦2・25センチ、横6センチ)「肝炎ウイルス 特殊詐欺 コロナウイルス 家族の絆で勝つ!」(縦3・2センチ、横5センチ)の2種類あり、計60万枚を作製した。マスクは警察に30万枚、緊急小口資金の貸付窓口となっている社会福祉協議会などに20万枚を送る。肝炎ウイルスについては厚労省が早期治療につなげるため検査を呼びかける活動を続けている。

 警察庁によると、新型コロナに便乗した詐欺被害は17日現在、16都道府県で計39件(未遂を含む)の報告があり、被害額は約3548万円に上る。給付金や補助金、支援金などが名目に使われたのは15件(約781万円)あった。【町田徳丈】

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