留学生823人所在不明 東京福祉大を文科省が処分 アルバイト目的入学か

留学生823人所在不明 東京福祉大を文科省が処分 アルバイト目的入学か

文部科学省=東京都千代田区で、長谷川直亮撮影

 東京福祉大で留学生が相次いで所在不明になっている問題で、文部科学省は11日、2018年度に在籍している留学生5133人のうち823人が所在不明になっているとの調査結果を明らかにした。約8割の659人が「学部研究生」として受け入れた留学生だった。

 学部研究生は1年で学部へ進学することを前提として、教育や研究に支障のない日本語能力を持つ留学生を対象にした入学枠で、定員はない。東京福祉大に在籍する学部研究生は13年度は5人だったが、18年度は2656人に急増した。しかし、日本語能力が低かったり、一度も講義に出なかったりする学生もおり、当初からアルバイトなどが目的で入学した可能性があるという。日本語能力は大学が審査している。

 文科省と出入国在留管理庁は、東京福祉大が新たに受け入れる学部研究生の「留学」の在留資格の付与を停止するほか、私学助成金の減額や不交付を検討する。【水戸健一】

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