池袋暴走 運転の元院長、つえをつきながら母子はねた現場などで実況見分

池袋暴走 運転の元院長、つえをつきながら母子はねた現場などで実況見分

池袋暴走事故の現場で実況見分に立ち会う旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(中央)=東京都豊島区で2019年6月13日午前11時16分、長谷川直亮撮影(画像の一部を加工しています)

 東京・池袋で4月、暴走した乗用車に母子がはねられて死亡した事故で、警視庁は13日、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)を立ち会わせて実況見分をした。

 実況見分で飯塚元院長は、事故を起こした乗用車と同型の車両の後部座席に座り、捜査員の質問にうなずくなどして答えていた。その後、母子をはねた横断歩道付近でつえをついて降車。現場で軽く一礼した後、捜査員とやりとりを交わした。実況見分は1時間半ほどで終了した。

 飯塚元院長は事故で胸を骨折して入院していたが、5月18日に退院。警視庁は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑での立件を視野に任意で捜査を続けている。飯塚元院長はこれまでの聴取に「アクセルが戻らなかった」「ブレーキが利かなかった」と説明しているというが、車の安全性を検査した結果、アクセルとブレーキに異常はなかったことが判明している。【山本有紀】

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