大津保育園児死亡事故、直進の女性不起訴 大津地検「刑事責任を問える過失は認めがたい」

大津保育園児死亡事故、直進の女性不起訴 大津地検「刑事責任を問える過失は認めがたい」

大津事故 直進の女性不起訴

大津保育園児死亡事故、直進の女性不起訴 大津地検「刑事責任を問える過失は認めがたい」

保育園児らの列に車が突っ込んだ事故現場を調べる滋賀県警の捜査員ら=大津市で2019年5月15日午前10時49分、本社ヘリから

 大津市の交差点で5月、右折しようとした乗用車と直進していた軽乗用車が衝突し、巻き込まれた保育園児ら16人が死傷した事故で、大津地検は14日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で書類送検された軽乗用車の女性(62)を不起訴処分にした。地検は「刑事責任を問える過失は認めがたい」としている。

 事故では、信号待ちをしていた近くのレイモンド淡海(おうみ)保育園の園児らの列に軽乗用車が突っ込み、園児2人が死亡、保育士を含む14人がけがをした。地検は乗用車を運転していた同市の新立(しんたて)文子被告(52)について同法違反の罪で起訴しているが、女性については「法定速度以下で走行し、前方不注意もなく、青色信号に従って直進していた」と判断した。

 女性の処分を巡っては、園児の保護者らを支援する弁護団が13日、「被害者の声に耳を傾け、心情に寄り添った対応をしてほしい」などとする文書を地検に提出した。【諸隈美紗稀】

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