大林組子会社の元社員を詐欺容疑で逮捕 担当するマンション管理組合の積立金だまし取る

大林組子会社の元社員を詐欺容疑で逮捕 担当するマンション管理組合の積立金だまし取る

福岡県警本部=福岡市博多区で

 ゼネコン大手・大林組の子会社「大林ファシリティーズ」(東京都)が管理しているマンションの管理組合名義の積立金をだまし取ったとして、福岡県警中央署は30日、同社福岡営業所の元社員、芳賀勲容疑者(48)=福岡市博多区銀天町2=を詐欺と有印私文書偽造・同行使の容疑で逮捕した。同社は芳賀容疑者を2017年6月に懲戒解雇している。

 容疑は16年5月2日〜17年5月1日、9回にわたり、不正に入手した印鑑を使い、同社社員として管理を担当している福岡市中央区のマンションの管理組合名義の普通預金払戻請求書を偽造し、修繕費などで積み立てている現金715万9840円をだまし取ったとしている。

 中央署によると、芳賀容疑者は「競馬などのギャンブル代に必要だった」などと供述し、容疑を認めている。管理組合の印鑑を1本複製していたという。

 元社員の逮捕を受け、同社は30日、「誠に遺憾」などと陳謝するコメントを出した。17年11月に同社が芳賀容疑者を業務上横領容疑で告発、国土交通省近畿地方整備局が18年3月に約1カ月の業務停止処分にしていた。【大坪菜々美、浅野孝仁】

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