富山で45日ぶり新規感染 県立高の女子生徒 家族にも発熱症状

富山で45日ぶり新規感染 県立高の女子生徒 家族にも発熱症状

写真はイメージです=ゲッティ

 富山県は2日夜、県内で45日ぶりに新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。同県の10代女性で、県教委は県立高校の生徒だと明らかにした。同校は2日午後から臨時休校とし、生徒と接触があった教員や生徒、計約50人のPCR検査を順次進める。県内の感染者は228人となった。

 県によると女子生徒には嗅覚異常などがみられるが発熱はなく、現在は感染症指定医療機関に入院している。

 女子生徒は6月20日に大阪府に家族1人と自家用車で日帰りで出かけた後、24日に発熱と嗅覚異常の症状があり学校を欠席した。その後平熱に戻ったため26日に登校。28日には石川県に友人1人と車で日帰りで出かけた。30日に再び嗅覚異常を感じたため、初めて家族が医療機関に相談した。1日に検査を受け、2日に陽性と判明。この間、女子生徒は計5日間登校した。

 濃厚接触者は家族5人と友人1人。家族1人は発熱の症状を訴えているという。

 また県教委は同高校について3日まで臨時休校の後、休日の4、5日も部活動などでの登校を禁止する。6日以降に臨時休校の措置を取るかについては感染状況を踏まえて判断するという。

 富山県内ではこれまで、富山市民病院や富山市の老人保健施設などでクラスター(感染者集団)が発生し、22人が亡くなっている。石井隆一知事は感染の「第2波」を警戒し、首都圏など感染者が多発している地域への移動について「慎重にご判断いただき、仮に移動する場合もクラスターが発生しているような施設には極力立ち寄らないで」と呼びかけた。【砂押健太】

関連記事(外部サイト)