西日本や東日本で大気が不安定な状態続く 12日以降も大雨に注意を

西日本や東日本で大気が不安定な状態続く 12日以降も大雨に注意を

豪雨による九州の死者63人に

西日本や東日本で大気が不安定な状態続く 12日以降も大雨に注意を

球磨川近くの自宅の片付けに追われる住民=熊本県球磨村で2020年7月10日午前10時26分、津村豊和撮影

 活発な梅雨前線の影響で西日本や東日本では大気が非常に不安定な状態が続いている。気象庁によると、西日本から東北地方では11日にかけて局地的に非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがある。12日以降も大雨が続く恐れがあり、気象庁は引き続き土砂災害や河川の氾濫への厳重な警戒を呼びかけている。

 熊本県では人吉市で心肺停止だった1人の死亡が新たに確認され、一連の豪雨による九州の死者は計63人となった。九州では9日から10日にかけて1時間あたり30ミリを超える激しい雨が降ったところもあり、これまでに浸水や土砂崩れの被害に遭った被災地は不安な一夜を明かした。

 気象庁によると、10日の各地の1時間あたりの最大雨量は、鹿児島県南大隅町52ミリ▽鹿児島県西之表市・種子島50ミリ▽長崎県対馬市62.5ミリ――だった。

 前線は今後ゆっくりと南下し、12日にかけて対馬海峡付近に停滞する見込み。11日午前6時までの24時間で予想される雨量は多いところで、九州北部300ミリ▽四国250ミリ▽九州南部、東海150ミリ▽関東甲信、中国120ミリ▽北陸100ミリ▽東北、近畿80ミリ。【下原知広、栗栖由喜】

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