札幌で「まん延」移行基準を超える 知事と市長、強い措置検討

札幌で「まん延」移行基準を超える 知事と市長、強い措置検討

札幌で"まん延"移行基準突破

札幌で「まん延」移行基準を超える 知事と市長、強い措置検討

ススキノ交差点=札幌市中央区で2020年5月1日、貝塚太一撮影

 新型コロナウイルスの感染が再拡大している札幌市で15日、人口10万人当たりの新規感染者数(1週間)が15・2人となり、まん延防止等重点措置への移行基準とされる15人を突破した。鈴木直道知事と秋元克広市長は同日、強い措置を検討する考えを示した。

 鈴木知事は、道感染症対策本部会議で「まん延防止措置の国への要請も含め、より強い対策について早急に検討を進める」と発言。秋元市長は記者会見で「感染者数が更に増えれば、まん延防止措置の再適用の要請や緊急事態(宣言)も視野に道と協議を進める」と述べ、市内の時短営業要請は「緩和できる状況ではない」とした。

 道内のまん延防止措置は11日に解除され、12日から道独自の「夏の再拡大防止特別対策」に移行。札幌市では飲食店に酒類提供午後8時まで、営業時間午後9時までを要請し、期限は25日までとしている。

 しかし、前週の同じ曜日の感染者数が4日以降、12日連続で増加し、8〜14日の新規感染者は前週の1・6倍に膨れ上がった。札幌駅などで夜間の人流が増え、デルタ株の置き換わりが進んでいることがある。デルタ株の疑い例は1〜7日は2例だったが、8〜14日は84例と急増している。【源馬のぞみ、土谷純一】

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