吃音当事者団体が香川大で出前講座 教員免許取得目指す学生に

吃音当事者団体が香川大で出前講座 教員免許取得目指す学生に

香川言友会の吃音当事者(右手前)の体験談を聞く香川大教育学部の学生たち=高松市幸町で2021年7月16日午前9時26分、佐々木雅彦撮影

 どもって思うように話せない吃音(きつおん)者の自助団体「香川言友(げんゆう)会」が16日、香川大教育学部(高松市幸町)で、吃音をテーマにした出前講座を開いた。特別支援学校教諭免許状取得を目指す3年生を中心に学生約40人が出席し、言友会員らが吃音の子供たちに配慮してほしいことを伝えた。

 吃音は100人に1人が持つとされ、言葉が出づらかったり、出せなかったりする言語障害。連発(ぼぼくは)、伸発(ぼ―くは)、難発(……)の症状がある。

 出前講座では、吃音相談外来医師による解説などをビデオ映像で紹介した後、会員4人がそれぞれ体験を交えて講演。言友会副会長の古市泰彦さん(53)は小学生の時に本読みができなかったことに触れ、「自分の番が近づいてくると、おなかが痛くなった」と振り返った。続いて、学生と会員が6グループに分かれてグループワークをし、学生からは「先生がちゃんと知識を持っていれば、吃音の子の人生は全く違うものになると思った」などと感想が出た。【佐々木雅彦】

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