職員採用巡る汚職初公判 みやこ町元町議に懲役1年6月求刑 福岡

職員採用巡る汚職初公判 みやこ町元町議に懲役1年6月求刑 福岡

福岡地裁小倉支部=北九州市小倉北区で、成松秋穂撮影

 福岡県みやこ町の職員採用を巡る汚職事件で、あっせん収賄罪に問われた元町議の上田重光被告(72)と贈賄罪に問われた原口国文被告(67)=いずれも同町=の初公判が16日、福岡地裁小倉支部(井野憲司裁判長)であり、両被告は起訴内容を認めた。検察側は上田被告に懲役1年6月と追徴金200万円、原口被告に懲役1年を求刑し即日結審した。判決は9月3日。

 検察側の冒頭陳述によると、上田被告は自宅を訪れた原口被告から「息子を合格させてやりたい」と伝えられ、200万円の入った紙袋を受け取った。上田被告は被告人質問で、原口被告が帰った後に中身が現金だと気づいて後日返還しようと思ったが「お金の力に負けた」と説明。弁護側は「町の濃密な人間関係を大切にしなければ適切な政治活動ができない社会構造に根差した問題だ」として執行猶予付き判決を求めた。【成松秋穂】

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