大戸川ダム建設同意の知事意見案を可決 滋賀県議会、賛成多数で

大戸川ダム建設同意の知事意見案を可決 滋賀県議会、賛成多数で

大戸川ダム建設が明記された淀川水系河川整備計画変更案に同意する知事意見案を賛成多数で可決した県議会本会議=大津市京町4で2021年7月16日午前11時43分、諸隈美紗稀撮影

 大戸川(だいどがわ)ダム(大津市)建設が明記された、国の淀川水系河川整備計画変更案に同意する知事意見案が16日、滋賀県議会6月議会で可決された。議会後に報道陣の取材に応じた三日月大造知事は「今後の治水能力向上のための重要な一歩だと考えている」と述べた。県議会は同日、計19議案を可決・同意して閉会した。

 意見案を巡っては、自民、公明両県議団が賛成、チームしが、共産党両県議団が反対の立場からそれぞれ討論を行った。採決では自民、公明両県議団とさざなみ倶楽部の計23人が賛成、チームしが、共産党両県議団の計18人が反対し、賛成多数で可決された。

 三日月知事は「多数の反対の声があったのは県民の声の反映であり、しっかりと受け止めなければならない。一方で、ダムが持つ治水効果については理解していただけたと思う」と話した。

 国土交通省近畿地方整備局によると、関係6府県のうち、滋賀、兵庫、奈良、三重の4県が16日までに変更案に同意すると回答。京都府の西脇隆俊知事も賛同する意向を表明している。【諸隈美紗稀】

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