宮城の小学校:航空写真撮影で生徒38人が熱中症

 宮城県名取市教育委員会は18日、市立下増田小学校(同市美田園)の校庭で航空写真撮影をしていた生徒38人が熱中症の症状を訴え、救急車などで搬送されたと発表した。重症者はおらず、全員が同日中に帰宅した。

 同市教委によると、18日は市制施行60年の記念撮影のため、市内の全市立小中学校15校で、航空写真撮影が予定されていた。同小では午前9時ごろ全校生徒約780人が校庭に移動し、撮影用のヘリコプターが来るまで約30分間待機していた。撮影直後から生徒たちが「頭が痛い」などと体調不良を訴え、1年〜6年生の38人が病院などに搬送された。午前中に撮影が行われた他の5校でも16人が体調不良を訴え、10人が早退したという。午後に予定していた6校の撮影は中止した。

 仙台管区気象台によると、18日の名取市の最高気温は30.4度。県内ではこの日、21観測地点のうち、同市を含む15地点で30度以上の真夏日を記録した。気象台は午前中から県内全域に高温注意情報を出していた。

 同市教委は「指導・監督が不十分だったことをおわびする。屋外での活動などにおいて、生徒の体調を配慮するよう指導を徹底する」とコメントした。【早川夏穂】

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