「へずまりゅう」に懲役1年6月求刑 会計前に魚の切り身食べる

「へずまりゅう」に懲役1年6月求刑 会計前に魚の切り身食べる

裁判所=ゲッティ

 ユーチューバー「へずまりゅう」として知られ、スーパーで会計前の商品を食べたなどとして窃盗などの罪に問われた原田将大被告(30)の論告求刑公判が19日、名古屋地裁岡崎支部(溝田泰之裁判官)であり、検察側は懲役1年6月を求刑した。一方の弁護側は窃盗の無罪を主張し、執行猶予付き判決を求め結審した。判決は8月27日。

 論告で検察側は「食品を食べた時点で財産権の侵害が発生する」とし、直後に代金を支払っても窃盗罪は成立すると説明した。一方の弁護側は支払いの意思があったとして窃盗にはあたらないとし、懲役1年、保護観察付き執行猶予5年が相当だと主張。原田被告は「被害者には本当に申し訳なく、取り返しのつかないことをした。一生背負っていきます」と述べた。

 起訴状などによると、原田被告は2020年5月29日、愛知県岡崎市のスーパーで商品の魚の切り身を食べて盗み、同月1日には大阪市内の衣料品店で店主に罵声を浴びせ、返品を迫るなどし、その様子を撮影した動画を投稿して店の信用を傷つけたとされる。

 原田被告は逮捕後に新型コロナウイルス感染が判明し、接触した警察官や医療従事者らの感染が確認された。【道永竜命】

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