連日猛暑…でもここは別世界 「万年雪」足元から冷え冷え 新潟

連日猛暑…でもここは別世界 「万年雪」足元から冷え冷え 新潟

斜面一面に広がる万年雪=新潟県魚沼市銀山平で2021年7月19日

 新潟県内でも気温が連日30度を超える厳しい暑さが続いているが、ここは別世界。足元から冷え冷えとし、冷風が吹き抜けると体温を奪われ、涼しさを飛び越えて「寒さ」を感じてしまう。

 魚沼市(守門)で33・7度と今年最高を記録した19日、同市銀山平にある荒沢岳(1969メートル)の「万年雪」を訪ねた。市内在住でNPO「魚沼自然大学」の武藤光佳さん(78)がガイドとして同行してくれた。銀山平キャンプ場を通り、終着の駐車場から登山道に入る。途中、足元に咲くエチゴキジムシロなどの草花の名前を武藤さんが教えてくれる。約45分で万年雪に到着した。

 斜面に一面の銀世界が広がるが、夏の日差しを受けて解け出した雪の下から数多くのフキノトウが顔をのぞかせ、「春」の表情も見せてくれる。この辺りはV字型の地形になっているため、降雪と山肌からの雪崩で雪が集まり、万年雪ができるという。

 「真夏でも、雪を見たり雪の上を歩けたりするのは『雪国ならでは』と言える」と武藤さん。「登山道を歩くので履物に、夏でも気温が下ることがあるので服装に、それぞれ十分注意してほしい」と呼びかけている。

 入山料200円。問い合わせは魚沼市観光協会(025・792・7300)。【板鼻幸雄】

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