熱海土石流 女性1人の遺体見つかる 死者19人に、行方不明は9人

熱海土石流 女性1人の遺体見つかる 死者19人に、行方不明は9人

重機によって土砂の撤去が進められる現場=2021年7月17日、住民提供

 静岡県熱海市伊豆山(いずさん)地区の土石流災害で、市などは20日、新たに身元がわからない女性1人の遺体が見つかったことを明らかにした。また、身元不明だった死者の1人が、この地区に暮らす古川謙三郎さん(82)と判明。死者は19人、行方不明者は9人となった。

 避難者は避難所となっているホテル1カ所に身を寄せていたが、この日から避難所が別のホテル2カ所に移った。現場周辺の立ち入り規制が18日に緩和されたこともあって、約100人が自宅に戻った。避難者は351人に減った。

 一方で国土交通省は20日、土砂が流れ込んだ逢初(あいぞめ)川に国直轄で砂防ダムを新設すると発表した。逢初川には1999年に容量約4000立方メートルの砂防ダムが設置されたが、被害を食い止めるには至らなかった。国交省はこの砂防ダム周辺や土石流の起点付近から土砂を取り除くとともに、下流に新たな砂防ダムを造る。完成後は県が管理する。【長沢英次、野呂賢治、岩崎邦宏】

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