佐賀の感染者、20代9割 全員が福岡由来か 知事「福岡のクラブ訪問控えて」

佐賀の感染者、20代9割 全員が福岡由来か 知事「福岡のクラブ訪問控えて」

佐賀県の山口祥義知事=川田雅浩撮影

 新型コロナウイルスの新規感染者が今月20日以降、26日までに計20人確認されたことを受けて佐賀県は27日、対策本部会議を開いた。感染者の9割が20代以下で、全員が福岡県由来の感染とみられることから、山口祥義知事は「若い方々に福岡市内のクラブでの会食やパーティーに参加することを当面控えてほしい」と呼び掛けた。

 県内の感染者は5月5日以降はゼロが続いたが、20〜26日の7日連続で確認された。27日は新規感染者はゼロだった。いずれも軽症か無症状という。年代別では10〜20代が18人と全体の9割を占め、福岡市で会食した唐津市の女性5人でクラスター(感染者集団)が発生するなど、若い世代で感染が広がっている。

 市町別では、唐津市6人▽佐賀市5人▽多久市3人▽小城市2人▽鳥栖市と嬉野市、基山町、県外在住(福岡市)がそれぞれ1人−−だった。県によると、全員が福岡県内に通勤したり、食事したりするなど福岡と何らかの関連があった。

 山口知事は、県境をまたぐ移動について「県境を塞ぐことはない」とした上で、「佐賀県は近場で価値の高い旅行を推奨している。経済面などで支え合うためにも、できるだけ県内の旅館やホテルに宿泊してほしい」と求めた。【竹林静】

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