越前和紙や若狭塗りを現代風に商品化 ビームスと福井県がのんさんのイラスト使い

越前和紙や若狭塗りを現代風に商品化 ビームスと福井県がのんさんのイラスト使い

福井の伝統工芸品を現代風に刷新する新ブランド「FUKUI TRAD」のロゴを紹介する、ビームスの佐野明政プロジェクトリーダー(左)と杉本達治知事=福井市大手3の県庁で2020年9月1日午後2時0分、大原翔撮影

 2023年春の北陸新幹線敦賀開業に向けて福井の魅力を首都圏に発信しようと、福井県はセレクトショップのビームス(東京都渋谷区)と共同で、越前和紙や若狭塗りなど伝統工芸品を現代の生活に合うよう改良した商品を開発する。20〜30代の女性をターゲットとし、女優で創作アーティストの「のん」さんがデザインしたイラストを商品に使用、ビームスが製作する。【大原翔】

 プロジェクト名は「FUKUI TRAD(フクイトラッド)」で、芸術や歴史の観点で捉えられやすい伝統工芸について一般の人に親しみを感じてもらう狙い。江戸時代の書体「角字」で「福」と伝統の「伝」を表したロゴと専用ホームページ(HP)も公開した。のんさんはHPの動画で「伝統工芸品が素敵なものだと知ってもらえるよう、楽しくつくっていきたい」と話した。

 経済産業省が指定する福井の伝統工芸品は越前漆器、越前和紙、若狭めのう細工など7種類。プロジェクトではそれぞれ2品以上開発するという。21年2月に東京で製品を発表し、東京都新宿区の直営店「ビームスジャパン」などで同3月から約半年間、販売する。杉本達治知事は記者会見で「多くの人が福井に注目し、来てもらうきっかけをつくりたい」と期待した。

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