池袋暴走事故「速やかな送検と起訴を」 犠牲者の夫が署名39万筆を東京地検交通部に提出

池袋暴走事故「速やかな送検と起訴を」 犠牲者の夫が署名39万筆を東京地検交通部に提出

東京・池袋で乗用車が暴走して松永真菜さんと長女莉子ちゃんが亡くなった事故で、運転者の厳罰を求める署名を提出するため東京地検交通部に向かう、夫(左)と真菜さんの父の上原義教さん(中央)=東京都千代田区で2019年9月20日午後3時17分、丸山博撮影

 東京・池袋で4月、乗用車にはねられ松永真菜さん(当時31歳)と長女莉子ちゃん(同3歳)が死亡した事故で、真菜さんの夫で会社員の男性(33)が20日、運転者を厳罰に処するよう求める署名39万1136筆を東京地検交通部に提出し、速やかな送検と起訴を要望した。

 男性はその後、東京都内で記者会見し、「ここまで協力していただけて、驚きと感謝の念に尽きない。皆さんの思いを持って、裁判に臨みたい」と述べた。賛同や応援する手紙も2万〜3万通届いたといい、「同じ思いをする人が出ないようにつなげていくことが、僕にできることという思いを改めて強くした」と語った。

 真菜さんの父の上原義教さん(62)=沖縄県=も「一人一人にお礼をしたい」と初めて記者会見に同席した。声を詰まらせながら、「最愛の娘と孫だった。悔しい気持ちでいっぱい。全国の皆さんの励ましで、今日まで生きてくることができた」と感謝を口にした。

 男性は7月、「加害者がしかるべき処分を受けることが、再発防止につながる」として署名活動を開始。当初は8月末を期限としていたが、賛同者の要望で9月15日までに延長していた。【山本有紀】

関連記事(外部サイト)