鳥取県が「ハンコ手続廃止宣言」 県民提出の申請書類や県発行文書

鳥取県が「ハンコ手続廃止宣言」 県民提出の申請書類や県発行文書

「県庁ハンコ手続廃止宣言」を説明する平井伸治知事=鳥取県庁で2020年10月13日午前10時12分、野原寛史撮影

 鳥取県の平井伸治知事は13日、県民が提出する申請書類や県が発行する文書などについて、同日付で押印を原則廃止する「県庁ハンコ手続廃止宣言」を発表した。また県庁内にプロジェクトチームを置き、電子申請の利用促進や行政手続きのデジタル化に取り組み、県民の利便性向上や業務効率化を図る。【野原寛史】

 県は2011年から、知事部局で書類への押印の廃止や公印の省略に取り組んできたが、一部では残っていた。新型コロナ禍でテレワークやデジタル化が進み、河野太郎行政改革担当相が行政手続きで印鑑を使用しないよう全省庁に求めるなど「はんこレス」の流れを受け、県も廃止徹底を打ち出したという。

 県民に発行する文書は公印省略や刷り込みなどで対応するが、国が法令などで押印を定める場合は対象外。

 平井知事は「はんこ文化を否定するものではない」と述べ、目的は手続き簡素化やスピードアップだと強調。県の取り組みを各市町村に説明する方針も示した。

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